Noah Veil のポートフォリオ — 設置・写真・生成映像を横断するダークでシネマティックなビジュアル
Case Study — №02

Noah
Veil

彼が見つめるのは、消えてゆくもの。設置・写真・生成映像・彫刻——媒体をまたぐ仕事を、ひと続きの暗がりとして配列しました。

Client
Noah Veil(アーティスト)
Practice
Installation / Photography / Generative
Scope
コンセプト設計・デザイン・実装
Based
New York
01Challenge

ばらばらの媒体を、ひとつの闇で束ねる。

設置、写真、生成映像、彫刻——異なる速度と質感を持つ仕事が、何年分も。「私は、消えてゆくものに惹かれる」。その一点だけが、すべてを貫いていました。

求められたのは、作品を一覧に敷き詰めるポートフォリオではありません。媒体ごとにサムネイルを均一化すれば、彼の仕事は「作品集」に痩せてしまう。ばらばらの媒体を、質感を殺さずに、ひと続きの体験として束ねること。鍵は、作品そのものよりも、作品と作品の「あいだ」にありました。暗がりを、空白ではなく通路として設計する——それが、この場所に課された一点でした。

Noah Veil の作品世界 — 闇の深度と、消えてゆく物質
The space between — one work ends, the next has not begun
02Design — 判断の記録

デザインとは、作品を並べることではなく、作品と作品のあいだに流れる時間を設計すること。この場所で下した判断を、一つずつ記録として残します。

03What We Refused — 足さなかったもの

見せる設計より、
降りてゆく設計。

何を足さなかったかが、その体験の深さを決めます。没入を主題にした仕事だからこそ、明るさや便利さを、意図して手放しました。

04Outcome — 立ち上がったもの

開くと、暗い展示室の入口に立つ。スクロールのたびに、設置が、写真が、映像が、闇の中からゆっくり現れては、また闇へ還ってゆきます。作品と作品のあいだの黒は、もう空白ではなく、次へ渡るための通路になっている。急がず、明るくもなく——ただ、消えてゆくものの前に立ち会う時間だけが、一続きに流れています。

ばらばらだった媒体が、一つの呼吸で繋がること。それが、この仕事の達成でした。

※アクセス数や受注といった成果指標は、この欄には置きません。媒体をまたいでも没入が途切れなかったこと——その一点を、私たちはこの仕事の達成と考えています。

Contact

この基準で、あなたのブランドの
「場」を設計します。

Works へ戻る