深い暗がりのロビーに、エメラルドの光が一筋走る — Quiet Tension のキービジュアル
Case Study — №09

Quiet
Tension

国境を越えて、いくつもの事業を営む企業のVI設計。声高に主張する高級感ではなく、静かな品位と、未来への緊張が重なる佇まいを設計しました。

Client
非公開(国境を越えて事業を営む企業)
Discipline
Visual Identity / Brand Direction
Scope
価値の言語化・色・書体・写真・余白・展開(VIガイド全10頁)
Concept
Quiet Luxury with Future Tension
01Challenge

主張せずに、
信頼させる。

事業は一つではありません。国をまたぎ、現場の手仕事と最先端の技術を同時に抱える企業。求められたのは、そのすべてを一つの佇まいで束ねることでした。

多角的な企業ほど、ロゴや色が事業ごとに散らばり、印象が薄まっていきます。必要だったのは、派手な高級感ではありません。信頼・知性・国際性・未来性を、静かに重ねること。名刺一枚から、空間を満たす大画面まで——どの接点で出会っても、同じ品位で立ち上がる設計。それが、この仕事に課された一点でした。

ビジュアルの方向性をまとめた頁
Visual Direction — 夜の都市、建築、素材、光
02Design — 判断の記録

VIとは、ロゴを飾ることではなく、迷ったときに立ち返る基準をつくること。この仕事で下した判断を、一つずつ残します。

色の比率を定めた頁
Color Palette — 70 / 15 / 10 / 5
書体の規則を定めた頁
Typography Rule — 明朝の見出し、広い字間の英字
写真の調子を定めた頁
Photography Tone — 説明ではなく、空気を
03What We Refused — 足さなかったもの

飾る設計より、
佇む設計。

何を足さなかったかが、その品位を決めます。多くの事業を抱える企業だからこそ、賑やかさと説明過多を、意図して手放しました。

名刺・封筒・資料への展開
Application — 名刺から、空間の大画面まで
04Outcome — 立ち上がったもの

頁を開くと、深い紺の静けさの中に、細い金の線と一筋のエメラルドが差している。都市の夜景も、石の肌理も、職人の手も、同じ温度で並んでいます。事業がいくつあっても、出会う人が受け取る印象は一つ——声を張らない、確かな品位。

色と言葉と余白の基準が、この先の名刺にも、空間にも、同じ佇まいを運ぶこと。それが、この仕事の達成でした。

※依頼主の意向により、社名とロゴは伏せて掲載しています。

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この基準で、あなたの会社の
「佇まい」を設計します。

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