Yoin のサイト — 香りの余韻を主題にしたダークで静かなフレグランスのビジュアル
Case Study — №05

Yoin
余韻

香りは、記憶の輪郭——消える一瞬前の。言葉にならない嗅覚を、消えたあとに残る「余韻」の時間として、視覚に翻訳しました。

Client
Yoin(余韻)
Practice
Fragrance / Olfactory Editorial
Scope
コンセプト設計・デザイン・実装
Concept
余韻 — Afterglow
01Challenge

消えたあとに残るものを、設計する。

「香りは、記憶の輪郭。それが消える、一瞬前の」——白檀と霧、雨上がりの庭、燃え尽きた紙、夜の砂。四つの香りが指すのは、嗅いだ瞬間ではなく、消えたあとに残る「余韻」でした。

求められたのは、瓶を並べるフレグランスECではありません。言葉にならない嗅覚を、視覚の静けさへ翻訳すること。そして、香りそのものではなく、香りが消えたあとの時間——「余韻」を設計すること。煙、霧、湿った表面。像を結ばない抽象だけで、鼻の奥に触れる記憶を呼び起こす。それが、この場所に課された一点でした。

02Design — 判断の記録

デザインとは、商品を見せることではなく、香りが消えたあとに残る時間を設計すること。この場所で下した判断を、一つずつ記録として残します。

03What We Refused — 足さなかったもの

満たす設計より、
残す設計。

何を足さなかったかが、その余韻の深さを決めます。消えることを主題にした仕事だからこそ、賑わいと説明を、意図して手放しました。

04Outcome — 立ち上がったもの

開くと、香りが消えたあとの空気の中に立つ。スクロールのたびに、煙が、霧が、湿った表面が、像を結ばないまま現れては、また黒へ還ってゆきます。瓶も、効能書きもない——ただ、嗅いだ記憶の「余韻」だけが、画面の奥に漂っている。賑やかでも、説明的でもない。香りが残す余韻が、そのまま場所の余韻になっています。

香りと画面が、同じ静けさで余韻を残すこと。それが、この仕事の達成でした。

※アクセス数や受注といった成果指標は、この欄には置きません。言葉にならない嗅覚が、視覚の静けさに翻訳しきれたこと——その一点を、私たちはこの仕事の達成と考えています。

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この基準で、あなたのブランドの
「場」を設計します。

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