トップに動画を入れるべきかどうか、という相談をよくいただきます。ただ、実際に効き目を分けているのは、入れたかどうかではありません。開いた瞬間の一秒に、何が映っているかです。
そして動画がうまく働かなかった時の原因は、たいてい映像の質ではありません。再生されなかった、待たされた、縦で切れた。ほとんどがこの三つで説明がつきます。
最初の一秒に、何を置くか
動画は、開いた瞬間から再生されるとは限りません。読み込みが終わるまでの数百ミリ秒、端末の設定、通信の状態。そのあいだ画面に出ているのは、動画ではなく静止画です。
つまり訪問者が最初に見る一枚は、動画の一コマ目ではなく、その手前に置いた画像です。ここが空白のままだと、開いた瞬間に黒い帯が出て、それから映像が始まります。動画を入れたのに、印象が下がるのはこの形の時です。
置く画像は、動画の一コマ目と同じ絵にします。同じであれば、切り替わりが見えません。別の絵にすると、一秒のあいだに二度画面が変わり、それだけで落ち着かなくなります。
一秒で伝わらないものは、十五秒あっても伝わりません。尺を伸ばす前に、止まった一枚で成立しているかを見てください。

